出典:映画.com
【ゴーストキラー】
詳細
日本 2024年
監督:園村健介
主演:髙石あかり 黒羽麻璃央 三元雅芸 井上想良 東野絢香 川本直弘 アベラヒデノブ 倉冨なおと 木部哲 一ノ瀬竜
ストーリー
とある日の朝、大学生のふみかは帰宅途中に足がもつれ倒れ込んでしまう。立ち上がろうとした時、転がっている薬莢を見つけ、拾う。
帰宅したふみかは、自分にしか見えない男を見つけパニックに陥る。元殺し屋だという男の幽霊・工藤に嫌悪感を抱くが、その後ふみかは工藤の手を握ると力が乗り移り、戦えることが判明。工藤を避けていたふみかだったが、自分を助けてくれた工藤に徐々に心を開き始める。ふみかは工藤の成仏の為に協力することとなったが・・・?
感想
映画『ゴーストキラー』は、髙石あかりの熱演と本格的なアクションが際立つ、新感覚の和製アクションホラーです。殺された殺し屋の幽霊が女子大生に憑依するというユニークな設定が、作品に深みとユーモアを与えています。
特に注目すべきは、髙石あかりさんが一人二役とも言える形で、憑依された女子大生と、その体を借りて戦う殺し屋という二つの人格を鮮やかに演じ分けている点です。彼女の身体能力を活かしたキレのあるアクションシーンは圧巻で、見応え十分。園村健介監督によるアクション演出は、限られた予算の中でも創意工夫が凝らされており、日本映画のアクションの可能性を感じさせます。
ストーリーはシンプルながらもテンポ良く進行し、勧善懲悪の爽快感があります。ギャグとシリアスのバランスは好みが分かれるかもしれませんが、全体的にはエンターテイメント性が高く、難しいことを考えずにアクションを楽しみたい方には特におすすめです。ホラー要素もありますが、過度な描写は抑えられているため、ホラーが苦手な方でも挑戦しやすいでしょう。

出典:映画.com
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