【リング】ホラー映画

ホラー映画
像画出典:Prime video
出典:Prime video

【リング】

詳細

日本 1998年
監督:中田秀夫
主演:松嶋菜々子   真田広之   中谷美紀   沼田曜一   雅子   竹内結子   佐藤仁美   松重豊   村松克己   大高力也   伴大介   李鐘浩   柳憂怜   大島蓉子   志水季里子   伊野尾理枝   白井ちひろ

ストーリー

ちまたに勃発する原因不明の突然死。呪いが込められたビデオテープの存在の噂は、都市の人々の間に急速に広まっていった。テレビ局に勤める浅川玲子は、取材中にそのビデオテープを観てしまう・・・。ジャパニーズ・ホラー・ブームの火付け役となった大ヒット作。

映画『リング』予告編
感想

日本の風土に根ざした、じめじめとした湿度の高い恐怖を描き出したホラー映画の傑作です。ただ驚かせるだけでなく、見る者の心理にじわじわと浸食してくるような、不気味で陰鬱な雰囲気が全編を覆っています。
呪いのビデオテープという、当時としては非常に斬新なギミックが、観客に「もし自分だったら…」というリアルな恐怖を体験させます。また、単なるオカルトホラーに留まらず、主人公である記者が、呪いの真相を追うミステリー仕立ての物語としても優れています。
そして、この映画が世界的に評価された最大の理由は、テレビ画面から這い出てくる貞子の姿でしょう。このシーンは、ホラー映画の歴史に残るアイコンとして、今なお多くの人々の脳裏に焼き付いています。恐怖の連鎖、理不尽な死、そして最後に残る不穏な余韻。これらが絶妙に絡み合い、ホラー映画というジャンルを新たな高みへと引き上げた、時代を超えた名作です。

4.8
出典:Prime video

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