出典:映画.com
【ライリー・ノース 復讐の女神】
詳細
アメリカ 2018年
監督:ピエール・モレル
主演:ジェニファー・ガーナー マイケル・モーズリー ジョン・ギャラガー・Jr ファン・バブロ・ラバ リチャード・カブラル メソッド・マン ジョン・オーティス タイソン・リッター
ストーリー
L.A.郊外、夫と一人娘と3人、愛する家族と平凡ながら幸せに暮らすライリー・ノース。ある日、麻薬組織の襲撃により、一瞬にして家族の命を奪われ、彼女は姿を消した。そして、5年後、ライリーは L.A.に再び還ってきた。復讐のため、悪党どもに正義の鉄槌を下すために―。ライリーVS 麻薬カルテル。やがてそれは、警察、メディア、そして街中を巻き込む一大決戦へと突入する。
出典:映画.com
感想
主人公ライリー・ノースの、あまりにも理不尽な状況に直面する姿から始まり、その後の彼女の変貌ぶりには目を奪われます。一般的な「復讐劇」という枠に収まらない、深い悲しみと怒りが原動力となり、ひたすら突き進む彼女の姿は、観ていて胸が締め付けられると同時に、ある種の痛快さも感じさせます。
派手なアクションシーンも確かに見どころの一つですが、それ以上に印象的なのは、ライリーという一人の女性が、何故そこまで戦い続けるのか、その背景にある「守りたいもの」への強い思いが描かれています。法が裁ききれない不条理に対して、個人がどう向き合うのか、という重いテーマも投げかけられます。また、ジェニファー・ガーナーの迫真の演技が、作品に深みを与えています。

評価93点
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