出典:Prime video
【翔んで埼玉】
日本 2018年
監督:武内英樹
主演:二階堂ふみ GACKT 伊勢谷友介 ブラザー・トム 麻生久美子 島崎遥香 成田凌 間宮祥太朗 加藤諒 益若つばさ 中尾彬 武田久美子 麿赤兒 竹中直人 京本政樹 ジャガー
娘の結納のため一路東京へと向う、埼玉在住の菅原家。その道中車内のラジオで、ある伝説の物語が流れ始めた。それは、東京屈指の名門校・白鵬堂学院を舞台に、生徒会長・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出会いから語られる――。見るからに東京都民の麗は、実は手形制度の撤廃を求める“埼玉解放戦線”のメンバーだった。埼玉県人を庇い立てする麗を怪訝に思っていた百美だが、何故か麗に心を惹かれていき、次第に東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争に巻き込まれていく・・・。
『翔んで埼玉』は、究極の「郷土愛」と「自虐ネタ」を、これ以上ないほど贅沢なエンターテインメントに昇華させた傑作です。
まず圧倒されるのは、徹底的に作り込まれた耽美で豪華絢爛な世界観です。まるで漫画のコマから飛び出してきたようなGACKTさんと二階堂ふみさんのビジュアルは、それだけで一見の価値があります。大真面目に「埼玉」というワードを連呼し、過剰なまでにドラマチックな演出で県境の争いを描くギャップが、観客の笑いを誘い続けます。
ストーリー面では、単なるコメディの枠に留まらず、格差社会やアイデンティティへの風刺が散りばめられています。埼玉県民なら「あるある」と頷き、それ以外の県民は「そこまで言うか」と驚愕する絶妙なバランスが見事です。
特筆すべきは、主要キャストたちの本気の演技です。どれほど荒唐無稽な設定でも、演者たちが一切照れずに全力で「埼玉解放」に命を懸けている姿が、物語に奇妙な説得力と感動を与えています。

出典:Prime video





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