出典:映画.com
【遺書、公開。】
日本 2025年
監督:英勉
主演:吉野北人 宮世琉弥 志田彩良 松井奏 髙石あかり 堀未央奈 忍成修吾 上村海成 川島鈴遥 荒井啓志 松本大輝 星乃夢奈 榊原有那 藤堂日向 菊地姫奈 大峰ユリホ 阿佐辰美 兼光ほのか 日髙麻鈴 大東立樹 金野美穂 鈴川紗由 浅野竣哉 青島心 楽駆
新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げる。数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届いたことをきっかけに、彼らのドス黒い本性が次々とあぶりだされていく。
映画『遺書、公開。』は、1人のクラスメイトの死をきっかけに、24人の生徒全員に届いた「遺書」が教室の平穏を容赦なく壊していくサスペンスの良作です。
単なる犯人探しにとどまらず、「10代の残酷なヒエラルキー」を鋭く描いています。スクールカーストの裏側に潜む嫉妬、依存、そして自己保身が、遺書というデバイスを通して次々と露呈していく過程には、息が詰まるような緊張感がありました。
密室に近い教室の中で、昨日までの友人が一瞬で敵に変わる心理描写が秀逸です。
若手キャストたちが、追い詰められた人間の醜さと脆さを生々しく演じきっています。
パズルのピースが埋まっていくような感覚があり、観客もクラスの一員として「誰が、なぜ」という問いに翻弄されます。
「言葉の刃」がどれほど深く人を傷つけるか、そして自分自身がクラスの一員だったらどう振る舞うかを考えさせられる、非常に毒の強い作品です。人間の本性を見せつけられる覚悟を持って、ぜひ最後まで見届けてください。

出典:映画.com





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