【悪女/AKUJO】アクション・スリラー映画

アクション映画
画像出典:Prime video
出典:映画.com

【悪女/AKUJO】

詳細

韓国 2017年
監督:チョン・ビョンギル
主演:キム・オクビン   シン・ハギュン   ソンジュン   キム・ソヒョン   チョ・ウンジ   チョン・ヘギュン

ストーリー

犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒは、いつしか育ての親ジュンサンに恋心を抱き、やがて2人は結婚するが、ジュンサンが敵対組織に殺害される。怒りにかられたスクヒは復讐を果たすが、国家組織に拘束されてしまい、国家の下すミッションを10年間こなせば自由の身になるという条件をのみ、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて、新たな運命の男性と出会い、幸せを誓ったスクヒだったが、結婚式当日に新たなミッションが下され……。

映画『悪女/AKUJO』予告編
感想

韓国映画『悪女/AKUJO』は、アクション映画の限界を突破しようとする凄まじい執念を感じさせる一作です。
冒頭から度肝を抜かれるのが、まるでFPSでゲームの中に入り込んだかのような怒涛のロングテイクです。主人公スクヒの視点で次々と敵をなぎ倒していく映像は、観客の三半規管を揺さぶるほどの臨場感。カメラが鏡を通り抜ける瞬間に視点が切り替わるマジックのような演出など、技術的な遊び心と狂気が同居しています。
物語は、殺人兵器として育てられた女性が国家組織にスカウトされ、過酷な運命に翻弄される姿を描きます。
日本刀や斧を使った、骨のきしみが聞こえるような泥臭く激しい戦闘。
殺伐とした世界の中で、一人の女性として、そして母として幸せを願う切なさ。
この「冷徹な暗殺者」と「愛に飢えた女性」という表裏一体の感情を、主演のキム・オクビンが文字通り体当たりで演じ切っています。
中盤から後半にかけてのバイクチェイスや、走行中のバス車内での死闘は、これまでの映画の常識を疑うようなカメラポジションで展開されます。「どうやって撮ったのか」と首をかしげたくなるようなシーンの連続は、まさにアクション映画の教科書を書き換えるほどのインパクトです。
復讐と愛、そして宿命が複雑に絡み合う中で、ラストシーンで見せる彼女の表情は、観終わった後も深く胸に刻まれることでしょう。

4.1
出典:映画.com

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